オレンジ色のリボンをつけた6個のトランクと3個のお土産用炊飯器とをカートに載せ、いとも簡単に税関を通過。 トランクが出てくるまで、お迎えのマルガリータ(日本在住のオランダ人で私の友人、一足先にドイツへ行ってツアーの準備をしてくれていた))が見えないので、彼女の携帯に電話してみる。 ミイケ(マルガリータの夫・シェフケ・ダンカースのお姉さん)らしき人の声が聞こえる。 「 Where is Margrieta ? 」と聞くと、「今空港にいるから、Don’t worry」をくりかえす。あたりを見回すと、綺麗にメイクアップしたマルガリータがガラスの向こうで手を振っていた。 「ようこそ、お疲れさまでした」となつかしい笑顔。

ドイツ南部にある街シュトリンゲンまでは小さなバスで40分。 「なんて可愛い!」と思わず叫んでしまうホテル「リブストック」の前に下車すると、奥さんのクリスティーナさんが彼女の仕事着でもある民族衣装を着て、笑顔で迎えてくれる。 それぞれのキーをもらい中へ入ると、素敵な窓とベッドがあるとても可愛いお部屋。 ここで4泊とはなんて幸せ!
・・・という私はもっと幸せ!! なんとマルガリータの家の客室に泊めてもらえる。 ホテルから歩いて1分のところにあるマルガリータの家へ案内してもらう。 ムスカリと卵を使ったマルガリータのアレンジが迎えてくれる。 入った玄関には私がプレゼントしたドライフラワーのアレンジ。 もうひとつの窓には、娘が作ったアレンジも置いてある。 これがマルガリータの話にいっぱい出てきた、「ドイツの私の家」なんだ。 なんて素敵!!