またしても桜です。
きょうは夕方4時すぎになってから、
娘が昨日見た桜があまりにもきれいだったから
お母さんも今からでも見に行かない?
というので どんな?
と孫たちもいっしょに出かけました。
白い枝垂れは何という桜なんでしょう?
滋賀県立美術館のお庭
土手の下にちいさく写っているのは孫でちいさい方・・・が、何をしているのか・・・
なんときれいなお花の下で u~~nn ~~ ウンチ!? でした
甃(いし)のうへ
あはれ花びらながれ おみなごに花びらながれ
おみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫(あし)音空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺のいらかみどりにうるほひ
廂(ひさし)々に
風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ
さくらの花びらが散りはじめると
いつもこの詩が頭に浮かびます。
3,4行目ぐらいまでで後はあいまいだったのですが
きょうは調べてみました。
たしか、高1の時、現代国語の時間に習った~と記憶しているのですが、
三好 達治の詩でした。
最後まできちんとわかって、スッとした気持ちになりました。
何年も前に、この詩を好きだった16歳がいたのですね。
これからは
あはれ 花びらながれ おみなごに花びらながれ
・・・・
と最後まで思い出せることでしょう。